演劇という総合芸術から【クリエイター】の本質を探求するユニット。
第二弾は『笑って笑って最後に泣けるエンターテイメント』をモットーに活動する脚本家・岩本憲嗣の新作書き下ろし作品『蒼華』。明治時代初期、北の大地で語られる蒼く冷たいぬくもりの物語を演出家・朽木晴彦[アタラシプロン]を迎えシアターグリーンBOX in BOXで上演。
言葉で語る真実……想いで語る愛───
嘘にまみれた黒い真実……憎しみという深い愛情───
明治7年12月凍てつく北の最果ての地。
偶然と必然が人々を導いた。
新しい時代を拓かんとする大いなる意志。
それに隠れるように抗うように集う悪意と善意。
そして、出会ってしまった血を分かつ二人。
交わってはならなかった二つの運命───
触れれば傷つく二つの想い───
彼女は抜かねばならない───その荊を断ち切る太刀を───
蒼き真紅に染まる氷雪の彼方……儚く咲き乱れ散りゆくは蒼華。
北の大地で語られる蒼く冷たいぬくもりの物語。
明治4年12月北海道。
太刀を握る一人の女【華岡かがみ】。
彼女が狙うのは一人の男。
開拓使庁の新長官であり、あの日全てを奪った……かつて愛した男。
復讐の為に太刀を振るい続けるかがみは、ある日偶然にも一人の少女を助けることとなる。
彼女の名は【シウニン】
北の地に生きる少女。
かよわく小さな少女は、しかしその内に大きなる力を秘めていた。
一言を以てして人を操る力……言霊
彼女を狙う開拓使庁。
彼女を利用して開拓使庁に近づき復讐を成さんと考えるかがみ。
交わるハズのなかった二人のいびつな邂逅。
それこそが悲しみと憎しみに満ちた出会いの連鎖のはじまりだった。
故郷の為に裏切りを犯した男。
我が子を信じて北の地へと赴いた夫婦。
主君が言葉に添い遂げんとする者。
身を以て父の名誉を守らんとする剣士。
そして………亡き母の為に蒼き華を求め続ける女。
抜かねばならぬ太刀、成さねばならぬ価値。
無垢でまっすぐな白、無垢で素直すぎる黒。
決して出会ってはならなかった二人の出会いは憎しみと悲しみを狂わせる。
しかし彼女は刀を握り続ける。
並び立たぬ二つの思いを断たんが為に……。
これは北の大地で起きた奇跡。冷たい悲しいぬくもりの物語。
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Theater Project Vol.2『蒼華』無事千秋楽を迎えました。ご来場ありがとうございました。
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